能美防災 2013年4-12月決算 売上高8.6%増 純利益117.6%増

防災機器メーカーの能美防災（6744・東証1部）が2月10日発表した2013年4～12月の業績は増収増益となった。売上高が前年同期に比べ8.6%、純利益は117.6%増加した。

能美防災は2月10日午後2時、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算を発表した。売上高は8.6%増の604億円となり、前年同期より48億円増加。本業のもうけを示す営業利益は110.5%増の31億円だった。営業利益率は5.1%となり、前の期の2.6%から2.5ポイント上昇した。経常利益は104.5%増の33億2600万円、純利益は117.6%増の20億2400万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比3.4％増の890億円、営業利益は同10.6％増の50億円、経常利益は同7.1％増の52億円、純利益は同7.6％増の31億円を予想している。予想1株利益は51円40銭。