ザ・パック 2013年12月期 売上高0.3%減 純利益9.7%増

包装品メーカーのザ・パック（3950・東証1部）が2月12日発表した2013年12月期の連結決算は減収増益だった。売上高は0.3%の減収となったが、営業利益は4.3%、純利益は9.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は165円98銭だった。

2014年12月期は増収増益を計画。売上高2.0%増、純利益0.2%増、1株当たり純利益（EPS）166円39銭を見込んでいる。

ザ・パックは2月12日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は0.3%減の843億円となり、前の期より2億3900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.3%増の52億5300万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.2ポイント上昇し6.2%となった。経常利益は2.5%増の53億9100万円、純利益は9.7%増の33億100万円だった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.0%増の860億円を計画。営業利益は8.5%増の57億円を予想。経常利益は7.6%増の58億円、純利益は0.2%増の33億1000万円、EPSは166円39銭を見込んでいる。