ダイニック 2013年4-12月決算 売上高2.0%増 純利益10.9%減

クロス・不織布等生産のダイニック（3551・東証1部）が2月12日発表した2013年4～12月の業績は増収減益だった。売上高は前年同期に比べ2.0%増加したが、純利益は10.9%の減益となった。

ダイニックは2月12日午後5時、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算を発表した。売上高は2.0%増の306億円となり、前年同期より6億300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は減益となり、6.4%減の8億7400万円となった。営業利益率は前の期の3.1%より0.2ポイント低い2.9%だった。経常利益は3.9%減の8億9900万円、純利益は10.9%減の5億円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比1.4％増の405億円、営業利益は同0.7％増の13億2000万円、経常利益は同1.5％減の13億円、純利益は同24.4％減の6億5000万円を予想している。予想1株利益は15円33銭。