トーア紡 2013年12月期 売上高2.3%増 純利益32.8%減

繊維メーカーのトーア紡コーポレーション（3204・東証1部）が2月13日発表した2013年12月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ2.3%増加したが、純利益は32.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は3円63銭だった。

2014年12月期は減収増益を計画。純利益8.1%増、1株当たり純利益（EPS）は3円92銭を見込んでいる。

トーア紡は2月13日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は2.3%増の185億円となり、前の期より4億2400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は5.3%減の7億700万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント低下し3.8%となった。経常利益は7.1%減の5億100万円、純利益は32.8%減の3億2300万円だった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は0.1%減の185億円と、100万円の減収となる見通し。一方、営業利益は13.1%増の8億円、経常利益は9.7%増の5億5000万円、純利益は8.1%増の3億5000万円と増益を予想。EPSは3円92銭を見込んでいる。