佐渡汽船 2013年12月期 売上高4.3%増 純利益93.6%減

新潟・佐渡ヶ島間でフェリーを運行する佐渡汽船（9176・ジャスダック）が2月14日発表した2013年12月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.3%増加したが、純利益は93.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1円66銭だった。

2014年12月期は増収増益を計画。売上高3.3%増、純利益819.5%増、1株当たり純利益（EPS）15円30銭を見込んでいる。

佐渡汽船は2月14日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は4.3%増の122億円となり、前の期より5億400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は68.5%減の1億3600万円だった。営業利益率は1.1%となり、前の期の3.7%から2.6ポイント低下した。経常利益は76.9%減の9500万円、純利益は93.6%減の2300万円だった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.3%増の126億円を計画。営業利益は191.0%増の3億9500万円を予想。経常利益は186.7%増の2億7400万円、純利益は819.5%増の2億1500万円、EPSは15円30銭を見込んでいる。