昭和シェル 2013年12月期 売上高12.3%増 純利益5852.1%増

昭和シェル石油（5002・東証1部）が2月14日発表した2013年12月期の連結決算は増収増益だった。売上高が12.3%、純利益が5852.1%前の期より増加した。同時に発表した2014年12月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が6.6%増となる一方、純利益は38.6%減を予想している。

昭和シェルは2月14日午後3時30分、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は12.3%増の2兆9538億円となり、前の期より3245億円増加。本業のもうけを示す営業利益は413.2%増の754億円だった。営業利益率は前の期の0.6%より2ポイント高い2.6%だった。経常利益は501.2%増の762億円、純利益は5852.1%増の602億円だった。 1株当たり純利益（EPS）は160円09銭。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.6%増の3兆1500億円と、1961億円の増収を見込む一方、営業利益は29.7%減の530億円、経常利益は30.4%減の530億円の減益となる見通し。EPSは98円24銭を予想している。