菊池製作所　2014年4月期予想修正　EPS 43.29→32.20

金型試作等を手がける菊池製作所（3444・ジャスダック）は3月26日午後6時55分、2014年4月期の通期業績予想を修正した。売上高を2.9％増の58億4000万円から4.8％減の54億円、営業損益を1億1300万円の黒字から2億5100万円の赤字、経常損益を2億6800万円の黒字から8600万円の赤字、純利益を31.1％増の1億6000万円から2.5％減の1億1900万円に変更した。

菊池製作所は修正理由について

スマートフォンやコンパクトデジタルカメラ等の情報通信機器、精密電子機器分野における当社顧客群の新製品開発抑制傾向の影響による受注の低迷、福島第一原子力発電所事故に起因する当社福島工場の生産効率低下の影響により、売上高、利益ともに当初予想を下回る見込みとなります。個別業績においても同様の理由で、売上高、利益ともに当初予想を下回る見込みとなります。 一方、当第3四半期からは、新規分野の介護ロボット、医療機器関連の受注が増加いたしました。しかしながら、未だ情報通信機器分野等の落ち込みを埋める規模には至らず、売上高、利益の低迷が継続いたしました。
なお、当第４四半期において、本年3月24日に発表いたしましたとおり東京電力株式会社からの受取補償金258百万円を特別利益として計上し、また研究開発にかかる助成金収入等も見込むものであり、上記業績予想はこれらの影響も含みます。

としている。