一正蒲鉾 2013年6月期 売上高1.6%増 純利益17.2%減

水産練製品製造の一正蒲鉾（2904・ジャスダック）が8月6日発表した2013年6月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.6%増加したが、純利益は17.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は64円87銭だった。

2014年6月期は増収増益を計画。売上高6.2%増、純利益33.2%増、1株当たり純利益（EPS）86円40銭を見込んでいる。

一正蒲鉾は8月6日午後3時10分、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は1.6%増の312億円となり、前の期より5億500万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は24.8%減の14億3000万円だった。営業利益率は前の期より1.6ポイント低下し4.6%となった。経常利益は24.3%減の14億2500万円、純利益は17.2%減の6億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.5%と、前の期の11.6%より3.1ポイント下落。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.2%増の332億円を計画。営業利益は4.9%増の15億円を予想。経常利益は5.2%増の15億円、純利益は33.2%増の8億円、EPSは86円40銭を見込んでいる。