鈴木 2013年6月期 売上高2.0%増 純利益47.4%増

コネクター等製造の鈴木（6785・東証2部）が8月12日発表した2013年6月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.0%、純利益が47.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年6月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.1%増となる一方、純利益は21.9%減を予想している。

鈴木は8月12日午後3時30分、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は2.0%増の182億円となり、前の期より3億6200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は12.7%増の10億6400万円だった。営業利益率は5.8%となり、前の期の5.3%から0.5ポイント上昇した。経常利益は18.9%増の11億6200万円、純利益は47.4%増の5億1200万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.7%と、前の期の3.3%より1.4ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は82円73銭。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.1%増の185億円と、3億7900万円の増収を見込む一方、営業利益は6.5%減の9億9500万円、経常利益は10.0%減の10億4600万円の減益となる見通し。EPSは64円63銭を予想している。