日本精工 2014年3月期予想修正 純利益300億円→340億円

ベアリングメーカーの日本精工（6471・東証1部）が9月30日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を120億円から140億円、通期の純利益予想を300億円から340億円に増額。5月10日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

日本精工は9月30日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比5.6％増の3900億円から同11.8％増の4130億円に230億円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は同14.0％増の210億円から同54.8％増の285億円、経常利益は同15.0％増の195億円から同62.2％増の275億円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の7900億円から500億円増額し、8400億円になる見通しとした。営業利益は前期比51.4％増の490億円から同79.2％増の580億円、経常利益は同51.8％増の460億円から同81.5％増の550億円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は62円96銭を見込んでいる。