サンケイ化学 2013年11月期 売上高0.9%増 純利益66.9%増

農薬メーカーのサンケイ化学（4995・福証）が1月16日発表した2013年11月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.9%、純利益が66.9%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年11月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

サンケイ化学は1月16日午後2時、2013年11月期の連結決算を発表した。売上高は0.9%増の65億4500万円となり、前の期より6100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は8.7%増の7400万円だった。営業利益率は前の期と同じ1.1%だった。経常利益は12.0%増の1億8100万円、純利益は66.9%増の1億1300万円だった。 1株当たり純利益（EPS）は11円15銭。

決算と同時に2014年11月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は0.7%減の65億円と、4500万円の減収を見込む。営業利益は6.5%減の7000万円、経常利益は17.5%減の1億5000万円を計画。EPSは7円80銭を予想している。