保土谷化学 2014年3月期予想修正 最終損益1億円の黒字→7億円の赤字

アクリル染料・機能性樹脂等製造の保土谷化学工業（4112・東証1部）は1月31日、2014年3月期の業績予想を下方修正し、営業損益が2億円の赤字、最終損益が7億円の赤字となる見込みだと発表した。従来は黒字を見込んでおり、一転して営業損益段階からの赤字となる見通し。

保土谷化学は1月31日午後3時30分、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。従来予想で黒字を見込んでいた営業、経常、最終損益を赤字予想に修正した。営業損益は10億円の黒字から2億円の赤字に、経常損益は5億円の黒字から5億円の赤字に変更した。売上高は前期比2.3％増の360億円から同0.3％増の353億円へ引き下げた。

第3四半期の決算は売上高が0.1%減の253億円、営業損益が2億6800万円の赤字（前年同期1億8100万円の黒字）だった。