蝶理 2013年3月期 売上高1.8%増 純利益15.8%減

蝶理（8014・東証1部）が4月23日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.8%増加したが、純利益は15.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は117円57銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.7%増、純利益35.9%増、1株当たり純利益（EPS）163円12銭を見込んでいる。

蝶理は4月23日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.8%増の2218億円となり、前の期より40億2200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は13.7%減の51億500万円だった。営業利益率は前の期の2.7%より0.4ポイント低い2.3%だった。経常利益は10.7%減の54億6600万円、純利益は15.8%減の29億4400万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.8%と、前の期の12.9%より3.1ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.7%増の2300億円を計画。営業利益は23.4%増の63億円を予想。経常利益は15.3%増の63億円、純利益は35.9%増の40億円、EPSは163円12銭を見込んでいる。