日野自動車 2013年3月期 売上高17.3%増 純利益192.5%増

日野自動車（7205・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日野自動車は4月25日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は17.3%増の1兆5413億円となり、前の期より2267億円増加。本業のもうけを示す営業利益は73.5%増の651億円だった。営業利益率は前の期の2.9%より1.3ポイント高い4.2%だった。経常利益は93.5%増の669億円、純利益は192.5%増の476億円だった。自己資本利益率（ROE）は20.1%と、前の期の8.1%より12.0ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は83円55銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が5.1%増の1兆6200億円、営業利益は30.5%増の850億円を見込む。EPSは105円を予想している。