コマツ 2013年3月期 売上高4.9%減 純利益24.4%減

コマツ（6301・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.9%、純利益が24.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は132円64銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.8%増、純利益45.7%増、1株当たり純利益（EPS）193円12銭を見込んでいる。

コマツは4月25日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.9%減の1兆8849億円となり、前の期より967億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は17.5%減の2116億円。営業利益率は前の期より1.7ポイント低下し11.2%となった。税引前当期利益は18.0%減の2046億円、純利益は24.4%減の1263億円だった。自己資本利益率（ROE）は11.5%と、前の期の17.3%より5.8ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.8%増の2兆500億円を計画。営業利益は44.1%増の3050億円を予想。税引前当期利益は45.2%増の2970億円、純利益は45.7%増の1840億円、EPSは193円12銭を見込んでいる。