日本興業 2013年3月期 売上高4.9%減 純利益60.6%増

日本興業（5279・ジャスダック）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は4.9%の減収となったが、営業利益は64.3%、純利益は60.6%増加した。1株当たり純利益（EPS）は5円72銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.7%増、純利益19.8%増、1株当たり純利益（EPS）6円86銭を見込んでいる。

日本興業は4月26日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.9%減の120億円となり、前の期より6億2200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は64.3%増の1億2400万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.4ポイント上昇し1.0%となった。経常利益は45.0%増の1億6200万円、純利益は60.6%増の8300万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.4%となり、前の期の0.9%より0.5ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.7%増の130億円を計画。営業利益は60.6%増の2億円を予想。経常利益は29.4%増の2億1000万円、純利益は19.8%増の1億円、EPSは6円86銭を見込んでいる。