武蔵精密工業 2013年3月期 売上高0.6%増 純利益58.6%減

武蔵精密工業（7220・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.6%増加したが、純利益は58.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は58円78銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高12.7%増、純利益172.7%増、1株当たり純利益（EPS）160円26銭を見込んでいる。

武蔵精密工業は4月26日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%増の1259億円となり、前の期より7億8800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は91.0%減の9億3800万円だった。営業利益率は0.7%となり、前の期の8.3%から7.6ポイント低下した。経常利益は75.7%減の25億9700万円、純利益は58.6%減の18億3300万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.8%となり、前の期の9.5%より5.7ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は12.7%増の1420億円を計画。営業利益は752.1%増の80億円を予想。経常利益は207.9%増の80億円、純利益は172.7%増の50億円、EPSは160円26銭を見込んでいる。