リコー 2013年3月期 売上高1.1%増 最終黒字324億円

リコー（7752・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業損益、最終損益が黒字を回復した。1株当たり純利益（EPS）は44円78銭だった。2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.1%増、純利益146.4%増、1株当たり純利益（EPS）110円34銭を見込んでいる。

リコーは4月26日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益、税引前当期損益、最終損益がそろって損失を解消し、黒字を回復した。本業のもうけを示す営業損益は634億円の黒字となった。その前の期は180億円の赤字だった。売上高営業利益率は3.3%。税引前当期損益は581億円の黒字、最終損益は324億円の黒字、EPSは44円78銭だった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.1%増の2兆1000億円を計画。営業利益は120.7%増の1400億円を予想。税引前当期利益は132.1%増の1350億円、純利益は146.4%増の800億円、EPSは110円34銭を見込んでいる。