ANA 2013年3月期 売上高5.1%増 純利益53.1%増

ANAホールディングス（9202・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ANAは4月30日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.1%増の1兆4835億円となり、前の期より720億円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.0%増の1038億円だった。営業利益率は7.0%となり、前の期の6.9%から0.1ポイント上昇した。経常利益は12.4%増の769億円、純利益は53.1%増の431億円だった。自己資本利益率（ROE）は6.6%となり、前の期の5.3%より1.3ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は13円51銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.5%増の1兆6100億円、営業利益は5.9%増の1100億円を見込む。EPSは12円82銭を予想している。