KDDI 2013年3月期 営業収益2.5%増 純利益1.2%増

KDDI（9433・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

KDDIは4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は2.5%増の3兆6622億円となり、前の期より901億円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.3%増の5126億円だった。営業利益率は前の期の13.4%より0.6ポイント高い14.0%だった。経常利益は14.0%増の5144億円、純利益は1.2%増の2414億円だった。自己資本利益率（ROE）は11.2%と、前の期の11.5%より0.3ポイント悪化した。1株当たり純利益（EPS）は315円90銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。営業収益が13.0%増の4兆1400億円、営業利益は22.9%増の6300億円を見込む。EPSは385円91銭を予想している。