蔵王産業 2013年3月期 売上高8.6%増 純利益22.8%増

蔵王産業（9986・東証2部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が8.6%、純利益が22.8%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は96円03銭だった。

2014年3月期は純利益が2.4%減、1株当たり純利益（EPS）93円68銭を見込んでいる。

蔵王産業は4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.6%増の66億6700万円となり、前の期より5億2500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は11.5%増の9億3700万円だった。営業利益率は前の期の13.7%より0.4ポイント高い14.1%だった。経常利益は9.5%増の9億5700万円、純利益は22.8%増の5億6000万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.3%となり、前の期の5.3%より1.0ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が5.7%増の70億4800万円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比1.0％増の9億4700万円を計画。経常利益は同1.0％増の9億6700万円、純利益は同2.4％減の5億4700万円、EPSは93円68銭を見込んでいる。