ニチレイ 2013年3月期 売上高3.3%増 純利益24.3%増

ニチレイ（2871・東証1部）が5月7日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ニチレイは5月7日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.3%増の4701億円となり、前の期より151億円増加。本業のもうけを示す営業利益は10.8%増の179億円だった。営業利益率は3.8%となり、前の期の3.6%から0.2ポイント上昇した。経常利益は12.8%増の172億円、純利益は24.3%増の98億2300万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%と、前の期の6.8%より1.4ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は33円40銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が2.5%増の4820億円、営業利益は0.4%増の180億円を見込む。EPSは36円72銭を予想している。