参天製薬 2013年3月期 売上高4.1%増 純利益3.7%減

参天製薬（4536・大証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.1%増加したが、純利益は3.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は195円81銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高13.0%増、純利益10.2%増、1株当たり純利益（EPS）215円72銭を見込んでいる。

参天製薬は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.1%増の1190億円となり、前の期より46億5000万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.7%減の246億円だった。営業利益率は前の期より2.7ポイント低下し20.7%となった。経常利益は7.8%減の256億円、純利益は3.7%減の165億円だった。自己資本利益率（ROE）は10%と、前の期の10.7%より0.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は13.0%増の1345億円を計画。営業利益は6.6%増の263億円を予想。経常利益は4.7%増の268億円、純利益は10.2%増の182億円、EPSは215円72銭を見込んでいる。