荏原 2013年3月期 売上高3.5%増 純利益429.6%増

荏原（6361・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が3.5%、純利益が429.6%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は35円93銭だった。

2014年3月期は純利益が2.0%減、1株当たり純利益（EPS）32円30銭を見込んでいる。

荏原は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%増の4263億円となり、前の期より142億円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.8%増の250億円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し5.9%となった。経常利益は21.7%増の256億円、純利益は429.6%増の153億円だった。自己資本利益率（ROE）は9.1%となり、前の期の1.9%より7.2ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.0%減の4220億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比15.6％増の290億円を計画。経常利益は同9.1％増の280億円、純利益は同2.0％減の150億円、EPSは32円30銭を見込んでいる。