日伝 2013年3月期 売上高5.1%減 純利益6.5%減

日伝（9902・東証1部）の2013年3月期非連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.1%、純利益が6.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は134円42銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.0%増、純利益12.5%増、1株当たり純利益（EPS）151円23銭を見込んでいる。

日伝は5月8日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は5.1%減の803億円となり、前の期より43億3700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は17.6%減の32億7600万円。営業利益率は前の期より0.6ポイント低下し4.1%となった。経常利益は17.4%減の34億1000万円、純利益は6.5%減の21億1500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.9%となり、前の期の4.3%より0.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.0%増の860億円を計画。営業利益は16.9%増の38億3000万円を予想。経常利益は16.4%増の39億7000万円、純利益は12.5%増の23億8000万円、EPSは151円23銭を見込んでいる。