ニッセイ 2013年3月期 売上高4.7%減 純利益15.6%減

ニッセイ（6271・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.7%、純利益が15.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は31円48銭だった。

2014年3月期は純利益が58.1%増、1株当たり純利益（EPS）49円76銭を見込んでいる。

ニッセイは5月8日午後1時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.7%減の145億円となり、前の期より7億2200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は44.5%減の8億700万円。営業利益率は前の期より3.9ポイント低下し5.6%となった。経常利益は31.5%減の11億9900万円、純利益は15.6%減の8億7300万円だった。自己資本利益率（ROE）は2%と、前の期の2.4%より0.4ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が6.6%増の155億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比0.4％増の8億1000万円を計画。経常利益は同18.3％減の9億8000万円、純利益は同58.1％増の13億8000万円、EPSは49円76銭を見込んでいる。