ダイダン 2013年3月期 売上高0.2%減 純利益36.0%増

ダイダン（1980・大証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は0.2%の減収となったが、営業利益は2.1%、純利益は36.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は35円83銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.3%増、純利益12.5%増、1株当たり純利益（EPS）40円34銭を見込んでいる。

ダイダンは5月9日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.2%減の1219億円となり、前の期より1億9000万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は2.1%増の27億4900万円と増益を確保。営業利益率は2.3%となり、前の期の2.2%から0.1ポイント上昇した。経常利益は19.8%増の32億7800万円、純利益は36.0%増の15億9900万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.7%となり、前の期の2.8%より0.9ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.3%増の1260億円を計画。営業利益は27.3%増の35億円を予想。経常利益は6.8%増の35億円、純利益は12.5%増の18億円、EPSは40円34銭を見込んでいる。