ミツミ電機 2013年3月期 売上高9.0%減 最終赤字115億円

ミツミ電機（6767・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は115億円となり、前の期の283億円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が15億円、1株当たり純利益（EPS）17円15銭を見込んでいる。

ミツミ電機は5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は115億円の赤字だった。前の期の283億の赤字からは損失幅が167億円縮小した。売上高は前期比9.0％減の1520億円、営業損益は43億8200万円の赤字（前期83億5700万円の赤字）、経常損益は32億7400万円の赤字（同82億3400万円の赤字）だった。

最終損失の計上により純資産は前の期より75億6600万円減少、1015億円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が11.8%増の1700億円となる見通しを明らかにした。営業損益は30億円の黒字を計画。経常損益は20億円の黒字、最終損益は15億円の黒字、EPSは17円15銭を見込んでいる。