萬世電機 2013年3月期 売上高1.0%減 純利益31.7%増

萬世電機（7565・大証2部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.0%の減収となったが、営業利益は28.6%、純利益は31.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は56円22銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高6.5%増、純利益3.0%減、1株当たり純利益（EPS）は54円51銭を計画している。

萬世電機は5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%減の206億円となり、前の期より2億400万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は28.6%増の5億2700万円と増益を確保。営業利益率は2.6%となり、前の期の2.0%から0.6ポイント上昇した。経常利益は29.9%増の5億2200万円、純利益は31.7%増の2億5700万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.5%と、前の期の2.7%より0.8ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.5%増の220億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は5.1%減の5億円、経常利益は4.2%減の5億円、純利益は3.0%減の2億5000万円と減益を予想。EPSは54円51銭を見込んでいる。