堺化学 2013年3月期 売上高0.7%増 純利益76.0%減

堺化学工業（4078・大証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.7%増加したが、純利益は76.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は9円56銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.7%増、純利益85.8%増、1株当たり純利益（EPS）18円11銭を見込んでいる。

堺化学は5月9日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.7%増の796億円となり、前の期より5億6000万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は32.9%減の27億1500万円だった。営業利益率は前の期の5.1%より1.7ポイント低い3.4%だった。経常利益は29.4%減の28億8100万円、純利益は76.0%減の9億6800万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.3%となり、前の期の5.7%より4.4ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.7%増の810億円を計画。営業利益は10.5%増の30億円を予想。経常利益は4.1%増の30億円、純利益は85.8%増の18億円、EPSは18円11銭を見込んでいる。