ダイトーケミックス 2013年3月期 売上高26.6%減 最終赤字13億7900万円

ダイトーケミックス（4366・大証2部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は8億9900万円、最終赤字は13億7900万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

ダイトーケミックスは5月9日午後1時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は8億9900万円の赤字（前期1億5600万円の黒字）、経常損益は8億8600万円の赤字（同1億2600万円の黒字）、最終損益は13億7900万円の赤字（同1億6900万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比26.6％減の84億1100万円だった。

最終損失の計上により純資産は前の期から11億8500万円減少し、80億6200万円となった。自己資本比率は前の期より1.1ポイント低下し、64.5%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は2億5000万円の黒字、経常損益は2億円の黒字、最終損益は2億円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は18円60銭を見込んでいる。