塩野義製薬 2013年3月期 売上高5.8%増 純利益146.2%増

塩野義製薬（4507・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が5.8%、純利益が146.2%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は199円25銭だった。

2014年3月期は純利益が44.6%減、1株当たり純利益（EPS）110円48銭を見込んでいる。

塩野義製薬は5月9日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.8%増の2829億円となり、前の期より156億円増加。本業のもうけを示す営業利益は25.2%増の588億円だった。営業利益率は前の期より3.2ポイント上昇し20.8%となった。経常利益は27.8%増の589億円、純利益は146.2%増の667億円だった。自己資本利益率（ROE）は17.5%と、前の期の8.1%より9.4ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.4%増の2870億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比2.0％増の600億円を計画。経常利益は同0.1％増の590億円、純利益は同44.6％減の370億円、EPSは110円48銭を見込んでいる。