住友ベークライト 2013年3月期 売上高1.0%減 純利益36.4%増

住友ベークライト（4203・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.0%の減収となったが、営業利益は68.3%、純利益は36.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は14円29銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高14.5%増、純利益85.9%増、1株当たり純利益（EPS）26円57銭を見込んでいる。

住友ベークライトは5月10日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%減の1833億円となり、前の期より18億7500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は68.3%増の79億5600万円と増益を確保。営業利益率は前の期より1.7ポイント上昇し4.3%となった。経常利益は44.2%増の85億5100万円、純利益は36.4%増の34億4300万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.8%と、前の期の2.1%より0.7ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は14.5%増の2100億円を計画。営業利益は50.8%増の120億円を予想。経常利益は47.3%増の126億円、純利益は85.9%増の64億円、EPSは26円57銭を見込んでいる。