カネヨウ 2013年3月期 売上高0.6%減 純利益238.5%増

カネヨウ（3209・大証2部）が5月10日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は0.6%の減収となったが、営業利益は17.0%、純利益は238.5%増加した。1株当たり純利益（EPS）は6円27銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高1.0%減、純利益は60.2%減、1株当たり純利益（EPS）は2円49銭を見込んでいる。

カネヨウは5月10日午前11時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は0.6%減の102億円となり、前の期より5600万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.0%増の1億800万円と増益を確保。営業利益率は1.1%となり、前の期の0.9%から0.2ポイント上昇した。経常利益は58.2%増の5800万円、純利益は238.5%増の8700万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.1%と、前の期の3.6%より6.5ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が1.0%減の101億円となり、1億400万円の減収となる見通し。営業利益は12.8%減の9500万円、経常利益は31.9%減の4000万円、純利益は60.2%減の3500万円を予想。EPSは2円49銭を見込んでいる。