日本電技 2013年3月期 売上高4.5%増 純利益31.5%増

日本電技（1723・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の非連結決算は増収増益だった。売上高が4.5%、純利益が31.5%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が3.3%増となる一方、純利益は2.2%減を予想している。

日本電技は5月10日午後3時30分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は4.5%増の217億円となり、前の期より9億3300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は32.3%増の13億8900万円だった。営業利益率は前の期より1.4ポイント上昇し6.4%となった。経常利益は34.2%増の14億5200万円、純利益は31.5%増の7億6600万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%と、前の期の4.6%より1.3ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は93円53銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.3%増の225億円と、7億1300万円の増収を見込む一方、営業利益は10.1%減の12億5000万円、経常利益は10.5%減の13億円の減益となる見通し。EPSは91円51銭を予想している。