安永 2013年3月期 売上高6.5%減 最終赤字5億2400万円

安永（7271・大証2部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は3億3200万円、最終赤字は5億2400万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

安永は5月10日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は3億3200万円の赤字（前期11億7500万円の黒字）、経常損益は2億7500万円の赤字（同10億5500万円の黒字）、最終損益は5億2400万円の赤字（同8億8200万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比6.5％減の339億円だった。

最終損失の計上により純資産は前の期より4億800万円減少、105億円となった。自己資本比率は35.4%となり、前の期より0.6ポイント低下した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は5億9000万円の黒字、経常損益は5億2500万円の黒字、最終損益は2億円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は16円72銭を見込んでいる。