ウライ 2013年3月期 売上高3.9%減 純利益1034.3%増

ウライ（2658・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.9%の減収となったが、営業利益は22.1%、純利益は1034.3%増加した。1株当たり純利益（EPS）は87円04銭だった。

2014年3月期は純利益が91.4%減、1株当たり純利益（EPS）7円45銭を見込んでいる。

ウライは5月10日午後3時15分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.9%減の98億3200万円となり、前の期より4億100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は22.1%増の1億2900万円と増益を確保。営業利益率は前の期の1.0%より0.3ポイント高い1.3%だった。経常利益は29.9%増の1億円、純利益は1034.3%増の9億3400万円だった。自己資本利益率（ROE）は19.6%と、前の期の1.9%より17.7ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.3%減の98億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比0.5％増の1億3000万円を計画。経常利益は同9.0％増の1億1000万円、純利益は同91.4％減の8000万円、EPSは7円45銭を見込んでいる。