焼津水産化学 2013年3月期 売上高2.1%増 純利益32.8%増

焼津水産化学工業（2812・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

焼津水産化学は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.1%増の208億円となり、前の期より4億2500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.1%増の13億9100万円だった。営業利益率は6.7%となり、前の期の6.4%から0.3ポイント上昇した。経常利益は5.4%増の14億5600万円、純利益は32.8%増の8億8600万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.9%と、前の期の3.8%より1.1ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は63円52銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が1.4%増の211億円、営業利益は11.7%増の15億5500万円を見込む。EPSは72円36銭を予想している。