日精樹脂工業 2013年3月期 売上高5.6%増 純利益28.7%増

日精樹脂工業（6293・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が5.6%、純利益が28.7%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は90円52銭だった。

2014年3月期は純利益が27.8%減、1株当たり純利益（EPS）65円35銭を見込んでいる。

日精樹脂工業は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.6%増の319億円となり、前の期より17億100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は11.4%増の15億2900万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し4.8%となった。経常利益は38.2%増の21億2400万円、純利益は28.7%増の18億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%となり、前の期の6.8%より1.4ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.1%増の320億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比4.6％増の16億円を計画。経常利益は同24.7％減の16億円、純利益は同27.8％減の13億円、EPSは65円35銭を見込んでいる。