なとり 2013年3月期 売上高3.8%増 純利益12.1%増

なとり（2922・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

なとりは5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.8%増の342億円となり、前の期より12億6200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.0%増の15億6700万円だった。営業利益率は前の期の4.4%より0.2ポイント高い4.6%だった。経常利益は5.6%増の15億5000万円、純利益は12.1%増の9億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は6%となり、前の期の5.5%より0.5ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は65円07銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が1.0%増の346億円、営業利益は0.5%増の15億7500万円を見込む。EPSは71円26銭を予想している。