松風 2013年3月期 売上高2.5%増 純利益94.1%減

松風（7979・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ2.5%増加したが、純利益は94.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1円87銭だった。

2014年3月期は純利益が1034.2%増、1株当たり純利益（EPS）21円39銭を見込んでいる。

松風は5月13日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.5%増の163億円となり、前の期より4億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は12.5%減の8億7200万円だった。営業利益率は前の期より0.9ポイント低下し5.3%となった。経常利益は22.1%減の7億4900万円、純利益は94.1%減の3000万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.2%となり、前の期の2.8%より2.6ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が4.8%増の171億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比18.1％減の7億1500万円を計画。経常利益は同23.9％減の5億7000万円、純利益は同11.3倍の3億4000万円、EPSは21円39銭を見込んでいる。