カネ美食品 2013年3月期 売上高0.6%増 純利益29.6%減

カネ美食品（2669・ジャスダック）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.6%増加したが、純利益は29.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は104円03銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.7%増、純利益28.8%増、1株当たり純利益（EPS）134円01銭を見込んでいる。

カネ美食品は5月13日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%増の820億円となり、前の期より5億500万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は27.1%減の21億600万円だった。営業利益率は前の期より0.9ポイント低下し2.6%となった。経常利益は27.7%減の21億9100万円、純利益は29.6%減の10億3500万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.2%となり、前の期の6.3%より2.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.7%増の850億円を計画。営業利益は13.1%増の23億8300万円を予想。経常利益は11.4%増の24億4200万円、純利益は28.8%増の13億3400万円、EPSは134円01銭を見込んでいる。