フェイス 2013年3月期 売上高79.9%減 純利益83.3%減

フェイス（4295・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より79.9%、純利益が83.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は969円54銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高4.0%増、純利益82.0%減、1株当たり純利益（EPS）は175円54銭を計画している。

フェイスは5月14日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は79.9%減の67億3200万円となり、前の期より266億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は35.7%減の10億1300万円。営業利益率は15.1%となり、前の期の4.7%から10.4ポイント上昇した。経常利益は36.4%減の11億1900万円、純利益は83.3%減の11億1100万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の41%より35.5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は4.0%増の70億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は70.4%減の3億円、経常利益は77.7%減の2億5000万円、純利益は82.0%減の2億円と減益を予想。EPSは175円54銭を見込んでいる。