グローベルス 2013年3月期 売上高6.2%減 純利益80.0%増

グローベルス（3528・東証2部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は6.2%の減収となったが、営業利益は4.1%、純利益は80.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は2円85銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高8.4%減、純利益は57.6%減、1株当たり純利益（EPS）は1円21銭を見込んでいる。

グローベルスは5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.2%減の109億円となり、前の期より7億1800万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.1%増の3億2100万円と増益を確保。営業利益率は2.9%となり、前の期の2.7%から0.2ポイント上昇した。経常利益は4.6%増の1億6200万円、純利益は80.0%増の1億8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%となり、前の期の2.8%より2.0ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が8.4%減の100億円となり、9億1500万円の減収となる見通し。営業利益は34.6%減の2億1000万円、経常利益は38.3%減の1億円、純利益は57.6%減の8000万円を予想。EPSは1円21銭を見込んでいる。