リズム時計工業 2013年3月期 売上高10.2%増 純利益42.8%増

リズム時計工業（7769・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が10.2%、純利益が42.8%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が0.5%増となる一方、純利益は33.4%減を予想している。

リズム時計工業は5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.2%増の324億円となり、前の期より30億1300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は30.2%増の17億8900万円だった。営業利益率は前の期より0.8ポイント上昇し5.5%となった。経常利益は21.1%増の20億5100万円、純利益は42.8%増の14億4200万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.6%と、前の期の3.3%より1.3ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は12円10銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.5%増の326億円と、1億6800万円の増収を見込む一方、営業利益は27.3%減の13億円、経常利益は22.0%減の16億円の減益となる見通し。EPSは8円30銭を予想している。