ニッピ 2013年3月期 売上高4.4%減 純利益40.7%減

ニッピ（7932・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.4%、純利益が40.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は114円60銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高6.5%増、純利益38.1%減、1株当たり純利益（EPS）は70円91銭を計画している。

ニッピは5月15日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.4%減の378億円となり、前の期より17億3200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は21.2%減の19億200万円。営業利益率は5.0%となり、前の期の6.1%から1.1ポイント低下した。経常利益は20.9%減の17億800万円、純利益は40.7%減の12億9200万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.8%となり、前の期の13.1%より6.3ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.5%増の403億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は0.1%減の19億円、経常利益は18.0%減の14億円、純利益は38.1%減の8億円と減益を予想。EPSは70円91銭を見込んでいる。