仙波糖化 2013年3月期 売上高1.0%増 純利益75.1%減

仙波糖化工業（2916・ジャスダック）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.0%増加したが、純利益は75.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1円70銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.9%増、純利益636.8%増、1株当たり純利益（EPS）12円30銭を見込んでいる。

仙波糖化は5月15日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%増の142億円となり、前の期より1億3600万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は75.7%減の8600万円だった。営業利益率は0.6%となり、前の期の2.5%から1.9ポイント低下した。経常利益は80.2%減の7400万円、純利益は75.1%減の1900万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.3%と、前の期の1.2%より0.9ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.9%増の145億円を計画。営業利益は202.3%増の2億6000万円を予想。経常利益は237.8%増の2億5000万円、純利益は636.8%増の1億4000万円、EPSは12円30銭を見込んでいる。