秩父鉄道 2013年3月期 営業収益1.5%減 純利益51.2%減

秩父鉄道（9012・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。営業収益が前の期より1.5%、純利益が51.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は6円01銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。営業収益1.6%増、純利益12.4%増、1株当たり純利益（EPS）6円72銭を見込んでいる。

秩父鉄道は5月15日午後2時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は1.5%減の55億1200万円となり、前の期より8200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は35.7%減の1億3900万円。営業利益率は前の期より1.4ポイント低下し2.5%となった。経常利益は41.4%減の1億800万円、純利益は51.2%減の8900万円だった。自己資本利益率（ROE）は1%となり、前の期の2.1%より1.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。営業収益は1.6%増の56億円を計画。営業利益は7.9%増の1億5000万円を予想。経常利益は1.9%増の1億1000万円、純利益は12.4%増の1億円、EPSは6円72銭を見込んでいる。