プレス工業 2013年3月期 売上高4.1%増 純利益11.5%減

プレス工業（7246・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.1%増加したが、純利益は11.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は51円43銭だった。

2014年3月期は純利益が10.5%減、1株当たり純利益（EPS）46円02銭を見込んでいる。

プレス工業は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.1%増の1751億円となり、前の期より69億200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は21.4%減の88億8600万円だった。営業利益率は前の期の6.7%より1.6ポイント低い5.1%だった。経常利益は11.7%減の96億6400万円、純利益は11.5%減の55億8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は11%となり、前の期の14.4%より3.4ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.1%増の1770億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比5.8％増の94億円を計画。経常利益は同7.9％減の89億円、純利益は同10.5％減の50億円、EPSは46円02銭を見込んでいる。