宝印刷 2013年5月期 売上高2.8%増 純利益84.6%増

宝印刷（7921・東証1部）が7月3日発表した2013年5月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年5月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

宝印刷は7月3日午後3時、2013年5月期の連結決算を発表した。売上高は2.8%増の114億円となり、前の期より3億1100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は33.7%増の7億7200万円だった。営業利益率は前の期より1.6ポイント上昇し6.8%となった。経常利益は29.2%増の8億2900万円、純利益は84.6%増の4億6000万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.9%と、前の期の2.1%より1.8ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は39円51銭。

決算と同時に公表した2014年5月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が2.4%増の117億円、営業利益は10.0%増の8億5000万円を見込む。EPSは42円87銭を予想している。